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「中央アジアの刺繍と衣装 #乙嫁たちの手仕事2」 広島県立美術館で開催。オンラインワークショップなども
Sep.27.2021

10月1日(金)より始まる、広島県立美術館の秋の所蔵作品展「名品の森I」。その展示の中のひとつ「中央アジアの刺繍と衣装  #乙嫁たちの手仕事2」に要注目です。

旧ソ連領中央アジアは、東に中国の新疆ウイグル自治区、西にカスピ海、南にインドやイラン、北にロシアが位置する地域で、言わずと知れたシルクロードの中心部。刺繍や絨毯などの染織物のほか、ジュエリーや木工、陶芸やガラスなどの多彩な工芸が花開いた地域です。1991年のソ連崩壊とともにウズベキスタンなど5つの国が独立しました。

広島県立美術館は、中央アジアの染織品と金工品、ジュエリーなど日本最大級のコレクションを有しており、今回は、その中から刺繍布スザニ、ウズベクとトルクメンの民族衣装、トルクメンのジュエリーなどが公開されます。また多数の刺繍袋も今回展示され、旧ソ連領中央アジアからアフガニスタン、パキスタンまで、民族による刺繍の違いを見ることができます。

会期中は、インスタライブやオンラインワークショップも開催されます。ぜひチェックを!

https://www.hpam.jp/museum/exhibitions/冬の所蔵作品展-名品の森Ⅰ/

■インスタライブ

日時: 10月18日(月) 17:00~ 

講師:福田 浩子(広島県立美術館学芸課長)

公式インスタグラム

https://www.instagram.com/hiroshima_pref_art_museum/

■スザニ刺繍ワークショップ

19世紀のスザニの一部を、近似色の刺繍糸を用い、実寸大で再現刺繍します。

日時: 10月23日(土)、11月6日(土)、11月20日(土)

13:00~16:00 (全3回)

場所: オンライン(Zoom) 無料

講師: 福田 浩子(広島県立美術館学芸課長)、岡地 智子(同館学芸員) 

定員: 8名程度  ※要事前申込

申込受付: 10 月 1 日(金)9:00~10 月 11 日(月)12:00

美術館へ電話で直接お申し込みください 082-221-6246 (先着順)

※本来、この展示は9月16日開幕予定でしたが、広島県の「緊急事態宣言」延長で9月30日まで臨時休館となったため,10月1日(金)開幕の予定となっています。日程等は変更が生じる場合がありますので,広島県立美術館HPを御確認ください。

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